田中千代・民俗衣装・コレクション


クウェート (Kuwait)


(1970年収集)

[衣服名]
(アバー aba)
(別名ビシュト bisht)



 これはクウェート男性の盛装用外衣である。黒ウール地に金糸の縁飾りが付いている。 服丈は後中央で 145cm、裄丈 85cm、袖口寸法 16.5cm (肩から)、裾廻り 317cmである。
 男性は普通、ディシュダーシャ (dishdasha) と呼ばれる床までの長さの服を着、頭にはガフィヤ (gahfiyah) と呼ばれる小さなキャップの上に、グトラ (gutra 白い四角の布) と言う頭覆い布を被り、その上にアガール (agal) と言う二重の黒いコードからなる紐輪をのせて形を整えている。




クウェート (Kuwait)


(1990年収集)

[衣服名]
(ザーブ thawb) 
トーブ(thob)に同じ


 これは、伝統的な女性の盛装用ガウンである。黒の透けた布に金糸、金スパンコールの刺繍が施されている。丈は174cm、裄、82cm(背中央から袖先)、袖口、108cm。衿明き、円形部分直径13,5cm、その下16cmが明き、その下、前中央は輪、裾巾、135cmである。






クウェート (Kuwait)


d (1964年収集)

[衣服名 アバ aba]
アバヤ abaya
とも言う
 



 これはクウェート女性の伝統的な外衣である。日常着としては西欧風の衣服を着用しているが宗教上の掟から、外出時には黒いベールと、これを着るわけである。
 黒、人絹製、 肩縫目上と袖口にコード、丈 176cm、裾廻り 315cm、両脇、輪、裾は耳。


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