田中千代・民俗衣装・コレクション

アルゼンチン (Argentine)



(1959年収集)
[衣装の構成]
ズボン下
 (カルソンシィリヨ・クリバド calzoncillo cribado)
シャツ
 (カミサ camisa)
ズボン
 (ボンバチャ bonbacha)
チョッキ
 (コツラレラ corralera)
帯 (ファハ faja)
太いベルト
 (ティラドール tirador)
ナイフ
 (クーチリョ cuchillo)
首のハンカチ
 (パ゜ニョロ・デ・クェリョ )

帽子
 (ソンブレロ sombrero)
長靴
 (ボタ bota)
拍車
 (エスプエラ espuela)


 これはアルゼンチンの大草原パンパ (pampa インディオの言葉で草原の意) で牧畜に携わるガウチョ (gaucho 牧夫) の典型的な服装である。
 ズボン下は白木綿製、裾にレースが付く。シャツは白木綿。だぶだぶズボン、ボンバチャは黒木綿製、このズボンはなるべく下に下げてはき、長靴の上部を蔽うようにする。丈の短い黒木綿の上衣カミサは共布の裏が付き、前中央は打合せがない。
 チョッキは表が紺、裏が灰色の木綿製。腰に臙脂色ウールの帯をしめ、その上にティラドールを締め、このベルトの脇にナイフをさす。長靴ボタは深さ27cm位で脚部は柔らかく出来ていてアコーディオンのように縮まっており、伸ばすと38cm位になる。指をかける紐が2本ついていて履きやすい。拍車は小型である。


チョッキ (コッラレラ) ズボン下
 (カルソンシィリョ・クリバド)
ズボン (ボンバチャ)

ベルト (ティラドール)
バックル (ラストラ)

帯 (ファハ) 長靴 (ボタ) 拍車 (エスプェラ)


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(装身具とマテ茶器含む)