田中千代・民俗衣装・コレクション

ノルウエー (Norway)
ハーダンガー地方 (Hardanger)

(1960年収集)

[衣装の構成]
ブラウス (ショルテ skjorte)
ジャンパースカート
エプロン
 (フォルクレ forkle)
胸飾り
 (ブリストドゥク brystduk)
ベルト
帽子

 この服はノルウエー(ノルゲ Norge) の南部のハーダンガー地方の農村女性の晴着で、一時すたれていたが、近年、祭礼や結婚式に着ることが復活しつつある。衿とカフスにカットワーク(ハーダンガー・エンブロイダリー)を施した白木綿のブラウス、プリーツを畳んだウール地のジャンパー・スカート、ビーズ刺繍を施した胸飾り、ビーズ刺繍のベルト、白木綿のエプロン、ボンネット型の帽子の組合せである。
 ハーダンガー・エンブロイダリーはこの地に発した伝統的な刺繍である。エプロン、ボンネットにもこの刺繍の飾布が付けられている。胸元からのぞかせた胸飾りはブリストドゥークとよばれ、精巧なビーズ刺繍を施したもので、服全体の美の中心となつている。

ジャンパースカート ブラウス (ショルテ) 帽子
胸飾り (ブリストドゥク)
エプロン (フォルクレ) ベルト