田中千代・民俗衣装・コレクション

ハンガリー (Hungary)



[衣装の構成]
シュミーズ
ペティコート
 (アルショーソクニャ alsoszoknya)
スカート
 (ソクニャ szoknya)
上衣
 (ウイヤシュ uijas)
エプロン
 (キョテーニ koteny)
帽子 (ボンネット型)
ハンカチ

(括弧内はハンガリー語)

 ハンガリーの民俗衣装は音楽や絵画と共に高度の文化と、この国の情熱が感じられる。室内装飾と衣服は解け合って巧みな手工芸 (刺繍、アップリケ、プリーツ) に独自な粋を見せている。
 白木綿のシュミーズの上に白木綿の嵩高のペティコートを着け、小花刺繍のある細かいプリーツのラップ式のスカートを着て、上着を着る。
 上着は、スカートと同じ布に木綿で総裏打ちがされており、小花刺繍とスパンコール、ビーズの刺繍が施されており、前端、袖口、裾に黒ビロードと青ブレードの縁取りがされている。
 紫色木綿のエプロンにも花柄の刺繍がある。
 ボンネット型の帽子にも刺繍が施されている。小型の、刺繍付きハンカチはアクセサリーの一つとして扱う。

上衣
 (ウイヤシュ)
スカート
 (ソクニャ)ラップ式
ペチコート
(アルショーソクニャ)
エプロン
 (キョテーニ)
帽子
 (ボンネット型)
シュミーズ

ハンガリー (Hungary)



[衣装の構成]
コート
 (シフラシュール)
シャツ
 (イング ing)
ズボン
 (ナドゥラーグ)

(ハンガリーの文字はインターネットで表示されないのでカタカナのみ)

 シフラシュールとは刺繍したフェルト・コートの意である。これは又、単にシュール(フェルトの意)とも呼ばれる。
 ハンガリーの、主に牧夫が着用する厚手フェルト製のコートで、大きな衿や袖などに手の込んだアプリケや刺繍が施してある。腕を通さず肩に引っ掛けて粋に着こなす。アジア的な直線裁ちと、ヨーロッパ的な手芸は東西文化の接点をなす国である事を物語っている。