田中千代・民俗衣装・コレクション

   

中国 (China)
チベット (Tibet)



[衣装の構成]

ブラウス
 (ハンジュ hanju 又はオンジュ)
長着
 (チュバ chubba)

細帯
前掛け
 (パンデン pangden)
帽子
深靴


 ハンジュは黄緑色,紋織りの絹地。着物のような直線裁ちで衿肩明きから衿付線が垂直に下りる。衿巾は17cm、一重仕立で折り返す。袖は21cm巾の筒袖で丈は72cmもあって袖口を折り返す。
 長衣チュバは赤紫色の絹紋織で木綿の総裏付き、身巾広く67cm、裾巾105cmもある、身丈130cm、直線の衿が付き、右脇のループにボタン留めする。帯のしめ方は身頃を胴の部分で持ち上げ、裾をふくらはぎまではしょって帯を巻くのは着物の着付けにそっくりである。ただ帯の端は結ばずに挟み込む。チュバは写真のように背後をブルーズさせ、インバーテッド・プリーツに整える。帯は35cm×173cmで黄緑色の絹。
 細帯は紺、ピンク、緑、黒、白、赤の毛の縞柄手織りで5cm×275cm。
 帽子は金襴。バケツを伏せた形のクラウンの四方に兎毛のブリムが付く。靴は厚い革底のブーツでフェルトを絹糸刺繍で飾り、15cmのスリットで膝まで深く履ける。メリヤス編みの色糸の靴紐は3.5cm×160cmで靴のふくらはぎを巻いて外に垂らす。
 アジア内陸部の民族は蒙古、トルコ、チベットの3系に大別されるが、チベット系は独特の風俗とラマ教を持っている。



チベットの衣服とアクセサリー