田中千代・民俗衣装・コレクション

ブータン (Bhutan)



[衣装の構成]

裾までのスリップ
 (グツム Gootsem)
ブラウス
 (ケンジャ Khenja)
巻衣
 (キラ Kira)
ブローチ
 (コマ Koma)

 (ケラ Kera)
上衣
 (テュゴ Tugo)
肩掛け (ラチュー )


 キラはブータン女性のきもののことをさし、これは長さ245cm、巾49cm、37cm、49cmの三枚の手織りの布を接ぎ合せて、巾135cm長さ245cmの長方形にした一枚布である。これを、グツム(スリップ)、ケンジャ(ブラウス)の上に巻きつけて着、前後肩をコマで留め、ケラ(帯)で丈、形を整える。
 ブータンは染織の盛んな国で、このキラに見られる独特な織柄は非常に細かく、しかも大変美しいものである。
 テュゴは短い羽織のような女性用上衣で、ケンジャ、キラの上に着用し、ケンジャの袖をカフスのようにテュゴの上に折返して着る。
 ラチューは婦人の儀式用肩掛けで、細かい模様などを織り出した手織り布である。


巻衣 (キラ) 
135×245の一枚布(右は輪)
ブラウス (ケンジャ) 上衣 (テュゴ)
帯 (ケラ) 6×182



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